若者の生きづらさはどこから来るのか?
~つながりを煽られる時代のサバイバル
LINE, Facebook, Twitter, Instagramーインターネットによるコミュニケーションが定着して、20年余り。現代を生きる多くの人、とくに若者にとってSNSは当たり前のコミュニケーション手段となりました。いつでも繋がっている時代は、すぐに共感を呼び、友情を深められる便利な時代である反面、対立や葛藤のきっかけも多く含んでいます。
そのような時代だからこそ、若者は孤立を恐れ「人間関係をスムーズに営んでいくために、高度なコミュニケーション能力を駆使して絶妙な距離感覚をそこに作り出そうとしている」と、土井隆義さん(筑波大学人文社会系教授)は言います。(「友だち地獄ー『空気を読む』世代のサバイバル」)
土井さんは、今日の若者たちが抱えている生きづらさの内実と、その社会的な背景について研究しています。人とのつながりを煽られる時代に、若者の生きづらさはどこから来るのか?若者はどのようにサバイバルしていけばいいのか?土井さんに若者の人間関係の作り方と生きづらさの原因、その乗り越え方のヒントを紐解いていただきます。
開催概要
日時 |
2017年10月13日(金)19:00~21:00 |
---|---|
会場 |
早稲田奉仕園内 日本キリスト教会館1階11号室 |
講師 |
筑波大学人文社会系教授 土井隆義さん |
定員 |
20名(状況に応じて定員を引き上げる場合もあります) |
参加費 |
一般1000円、学生無料
※参加費は当日現金にて頂戴いたします。事前のお振込みは不要です。 |
申込方法 |
以下「お申込みはこちら」よりフォームをお送りいただくか、メール、電話にてお申込みください。 |
申込締切 |
2017年10月6日(金) |
講師紹介
土井隆義(どい たかよし)
1960年、山口県生まれ。
大阪大学大学院博士後期課程中退。
現在、筑波大学人文社会系教授。社会学専攻(社会病理学・逸脱行動論・犯罪社会学)。
著書
『つながりを煽られる子どもたち』(岩波ブックレット)
『少年犯罪<減少>のパラドクス』(岩波書店)
『人間失格?』(日本図書センター)
『キャラ化する/される子どもたち』(岩波ブックレット)
『友だち地獄』(ちくま新書)
『「個性」を煽られる子どもたち』(岩波ブックレット)
『〈非行少年〉の消滅』(信山社出版)ほか
共催 キリスト教学生寮懇談会
このプログラムは、キリスト教学生寮懇談会の共催で行なっています。
キリスト教学生寮懇談会とは、首都圏にあるキリスト教主義の9つの学生寮のスタッフが、ハウジングの課題や情報交換を定期的に行う集まりです。キリスト教の価値観に基づき、学生寮が他者と出会い、人格形成の場となることを目指しています。
下記の9つの団体が懇談会に加わっています。
対応するまなび舎と活動舎
まなび舎 | STUDY HALL |
---|---|
活動舎 |
|